過走行車両でもお任せください!
過走行車両により他店で断られてしまった
ホームページよりお問い合わせ頂きました。
新潟市からのお客様です。
走行距離12万kmオーバーの中古車を他店より購入しましたが、オートマミッションに違和感じるとのことでご来店頂きました。
まず試乗にて確認したところ、発進時のもたつき(うまく進まない)がかなり気になりました。
変速時にも軽い滑りが出ており、点検記録簿や交換ステッカーも無くCVTFの交換歴の確認が取れません。
まず少しCVTFを抜きオイルの確認をしてみたところ真っ黒
おそらく1度も交換したことがない状態でした。
この状態ですとオイルパン内部についているストレーナー(フィルター)やマグネットもすごいことに
なっていると予想されたため、オイルパン脱着からの作業お見積りを作成しお客様にご了承頂き作業に
入ることになりました。
予想通り中は真っ黒
本来の色がわからないほど全体的に汚れが付着しておりました。
オイルパンについている2つのマグネットもスラッジがたっぷり(汗)
さあここから大掃除です(笑)
こちらの日産デイズはオートマミッションにストレーナーとは別にオイルフィルターが装着されておりますのでこれも忘れずに新品交換致します。
清掃完了後取り付けし、専用アタッチメントを取り付けて作業開始!
まさかのアタッチメント取り付けした写真を取り忘れてしまいました。
上記写真のクーラントのサブタンク裏にオイルクーラーがあり、そこにアタッチメント(スズキNo2)取り付けます。
スペースがほとんどなく、下から上から、ホースをずらしてなんとかボルト3本取り外しました。
作業性が悪すぎます!
トルコン太郎にて圧送交換開始!
仕様オイルはアイシン製のCVTFです。
日産純正品お値段が高く社外品となりますがしっかり適合確認も出来ております。
左が新油、真ん中がクーリングモニターとなっており、トルコン太郎作業中はクーリングモニターで
ミッション内部のオイルの汚れを確認してきます。
オイルパンを外し、フィルターも新品に変えましたがミッション内部にはまだまだ汚れたオイルがたっぷりはいっています。
トルコン太郎での圧送交換2回目でやっと新油に近づいてきた感じです。
なお作業中はエンジン始動し、ニュートラル状態にて行います。
ミッション内部のオイルはエンジンの力で抜き取り、トルコン太郎の力で新しいオイルを注入していく感じです。
1度の交換が完了すると循環モードに自動で入り、トルコン太郎に取り付けられているフィルターを介して綺麗にしながら循環していきます。
圧送交換完了後は油量の調節からの試走!
合計3回の圧送交換完了後には外したオイルクーラーを元に戻し、(Oリングも交換)。
ミッション内部のいる量を適正値に調整。
CVTFを完全冷却した後に試走、そのまま高温時でも試走を行い不具合や違和感が解消されているかの確認を致します。
効果のほどは?
発進時に感じていたもたつきは全くなくなり、クリープ現象もしっかり出ています!
変速時の滑りも全く感じなくなることで交換前に感じていたストレスは0へ。
とても快適に走ってくれました\(^o^)/
多少はもたつき感など残ってしまうかもと思っていたのでこれにはとてもびっくりしました。
走行時の音もとても静かになり燃費も改善してくれることでしょう!
今回のブログはここまでです。
オートマオイル、CVTフルードの圧送交換でお困りの方がいらっしゃいましたらぜひ一度株式会社シエロまでお問い合わせいただければと思います。
最後までご閲覧頂きありがとうございました。